検査

検査の種類

連鎖球菌検査

このスクリーン検査は、2つの連鎖球菌に対抗する抗体を調べる検査で、一つは血清内のDNase抗体(ADB)、もう一つはアンチストレプトリシンO価(ASO)とよばれる抗体です。

これらの抗体は脳細胞と交差反応し異常な行動を引き起こすことがあります。これら両方の抗体検査は、以前かかったグループA溶血性連鎖球菌感染症の有無を調べるための検査です。

この感染症は、リウマチ熱(ARF)や腎臓の疾患である糸球体腎炎や連鎖球菌感染後の疾患、そしてしょう紅熱も引き起こします。

近年、この抗体の高価がPANDAS(溶連菌感染症に関連した小児自己免疫性神経精神疾患)にも関与しており、また自閉症、トウレット症候群(多発性のチックを主症状とする疾患)、チック障害、パーキンソン病やOCD(強迫性神経症)にも関わっているといわれています。