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自閉症児 発達障害とビタミン・ミネラル・その他の関わり

ビタミン・ミネラルやその他が、どれだけ改善しているかを大学病院や研究機関などの調査を中心に書いています。

この分野で日本は、先進国の中で一番遅れています。日本の専門医などでこのような研究に否定的です。

そして、効かない向精神薬を処方します。真剣にこの子を何とかしようと思えば、この分野に目を向けるはずです。でも、しない。

但し魔法の薬ではないので、健常児になることはないかもしれません。

それと、長いスパンでやっていくことが肝要です。

一番お子さんを改善させるのは、5歳前半までにキレーションをすることだと、私は考えています。

こちらもご覧ください。

各成分について
ビタミンA

ビタミンAは、自閉症児に有益であることが報告されている。

バージニア州のメアリーメグソン博士は、網膜を損傷している場合、ビタミンAは、視力の改善に役立つと言っています。

また、レチノイド受容体から切り離れそうなG-αタンパク質を助ける事が出来るそうです。(神経伝達のシグナルを送る箇所)

博士は、自閉症児に毎日3500IU摂らせたところ認知能力と社会性が、大幅に改善されたと報告しています。

ビタミンB6

ビタミンB6は、免疫システムを助けるため抗体を産生するための水溶性ビタミンであり、正常な神経機能と赤血球を維持させます。また体内でタンパク質を分解するのに必須ビタミンです。

脳内においては、セロトニンとドーパミンの産生に不可欠なビタミンです。

これらの神経伝達物質は、自閉症児においては、欠乏していることが大半です。そのためビタミンB6の欠乏は、神経機能障害に関連づけられます。

またこれらの、欠乏により発作や抑うつなどの健康問題を引き起こす可能性があります。

しかしビタミンB6の高容量は、神経過敏や音の対する感受性に問題を起こすことがあるので、マグネシウムと併用することをお勧めします。

代替医療の評価2002年12月号にビタミンB6とマグネシウムの組合せは忍容性が良好であり、自閉症児の半分に有効であると言っている。

自閉症児とビタミンB6は、1960年に故リムランド博士が実施した研究で、ビタミンB6を高容量で4か月続けた結果、40%以上の子供に改善が見られた。癇癪の減少、アイコンタクトの向上等。

B-コンプレックスビタミン

ビタミンB群として、ナイアシン・パントテン酸・ピリドキシ(B6)などが、一緒に入っています。ナイアシンは、記憶力の向上と学習能力を高めます。パントテン酸は、抗ストレスビタミンであり不安と興奮を減少させる、自閉症児の為に開発されたサプリメントです。

P5P

ビタミンB6の濃縮タイプです。

ビタミンB12

ビタミンB12は、別名メチルコバラミンとも言います。ビタミンB12は、メチオニンアミノ酸の生成に欠かせません。新しい細胞をつくるのに必要とされます。

また神経系の健康を維持します。ビタミンB12の不足は、神経の問題を発生させます。

自閉症の多くの子供たちはグルタチオンが機能しなかったり、細胞が酸化損傷を受けていることがあります。代替と補完医学誌に2010年に掲載された研究で、ビタミンB12は細胞を酸化損傷から保護することができ、グルタチオンノレベルを維持できるといっています。自閉症に対するビタミンB12の補充の影響を調べたら、自閉症の症状のいくつかに改善が見られました。

必須脂肪酸(オメガ3EPA、DHA)

オメガ3などの必須脂肪酸は、脳の発達と機能において重要な役悪を果たしています。

脳内の不和脂肪酸の低いレベルはシナプス間(脳の配線)伝達に不具合が生じることがあります。

自閉症―アスペルガー症候群の2005年1月号にアリゾナの研究者がこう報告しています。自閉症スペクトラム障害と診断された3歳~10歳にオメガ3を3か月投与した。全ての子供たちに言語と学習スキルの向上、受容言語の著しい増加、口頭での要求、遊びのスキル、社会性の向上があった。

2007年の生物学的精神医学号では、二重盲検で、調査した結果、偽薬とオメガ3と分けたグールプでは、明らかにオメガ3のグループに著しい改善があった。調査をした著者らは、オメガ3が効果的な治療法かもしれないと結論付けた。
これは、ウィーン大学医学部児童思春期精神科の研究です

ミネソタ大学病院では、オメガ3を自閉症の治療に奨励しています。

GABA

GABAは、ガンマーアミノ酪酸とも言います。栄養癒しの処方箋の著者公認栄養コンサルタントのフィリスAバルチ氏によると副作用や中毒を起こさない精神安定剤であり子供たちを落ち着かせるのに役立ちます。

2006年の雑誌、「脳と開発」にこの様な研究がありました。

強化GABAサプリメントをADHDの3人の男性に試したところ、多動性と衝動性に大幅な改善が見られたと報告しています。

GABAや強化GABAは、ADDやADHDを助けるため必要とされていると書かれています。

マグネシウム

精神遅滞の研究誌1985年3月号に、自閉症児と健常児の毛髪の比較したら、健常児に比べて自閉症児はマグネシウム、クロム、マンガンが有意に低かった。特に、マグネシウムは、顕著であったと書かれています。

また、生物学的微量元素の研究2010年7月号に健常児と比較して自閉症児の爪、毛髪から水銀、鉛、銅の高いレベルを発見し、マグネシウムとセレンは、低かったと報告しています。

消化器に問題がある場合、マグネシウムなどの吸収を食品から上手くできないことも考えられる。マグネシウムの欠乏は、興奮や眠気を起こします。

マグネシウムは、心臓、腎臓、筋肉で使用されるミネラルです。それと、エネルギー生産に寄与し、他の栄養素のレベル調節や酵素の活性化を担っています。又、便を軟らかくします。

GFCFグルテンフリーカゼインフリー(小麦、乳製品除去)

自閉症児は、消化器の状況により小麦や乳製品が消化できず、未消化のペプチドを産生してしまいます。これは、モルヒネやアヘンと同じ物質です。

1999年の英国の研究では、グルテンやカゼインの不完全な分解は、異常なペプチドを腸管から吸収される。これは、体内の生化学プロセスに破壊的であり、脳の発育、集中力、社会的相互作用、学習能力に悪影響を及ぼす。

このグループは、5カ月間小麦除去の子供たちも観察し行動の改善を見つけました。

フロリダ大学のゲイド教授は、広汎性発達障害とその類似疾患(自閉症・アスペルガー症候群・ADHD)は、精神療法と薬物療法ではほとんど効果がないが、牛乳と小麦を完全に除くと明かな効果があると言っています。

広汎性発達障害とその類似疾患(自閉症・アスペルガー症候群・ADHDなど)は、精神療法と薬物療法ではほとんど効果がありません。だが小麦などの麦類(グルテン)と乳製品(カゼイン)を完全に除去すると、明かな効果が見られます。

教授は、少なくとも1年以上通常の治療(精神療法と薬物治療)で効果がみられなかった、70例の広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー症候群)に、カゼインとグルテンを除去する治療を行い、社会的隔離、視線接触、緘黙症、学習能力、活動過多、常同活性、清潔状態、不安発作、自傷などの症状の程度を判定しましたが、1ヵ月以内に57人(81%)に顕著な改善が見られ、3ヵ月ですべての症状の改善がみられました。

この改善は検査した1年間持続したのです。改善しなかった13人(19%)のうち5人は、尿中の麻薬様物質の量が多いままでした。この5人は、GFCFがうまくいかなかったことをしめしています。

ノルウェーの臨床実験(オスロ大学の研究)

グルテンとカゼインを完全除去するグルテンフリー・カゼインフリー・ダイエット、通称GFCFダイエットは、自閉症児の一部で症状が緩和され、教育がしやすくなる方法として、ノルウェーや英国で長い研究の歴史があります。この方法の理論的基盤となる尿中ペプチドの検査もノルウェー、英国、米国で行なわれるようになりました。

尿検査でペプチドに異常の見られた自閉症児20人を無作為抽出で二つの集団にわけ、一方だけは家庭でGFCFを行ない、それぞれ1対1の教育の場で一重盲験による観察を行ない、1年間の記録をまとめた論文が2002年に発表されました。ダイエットをしなかった集団でも一部で症状の緩和が見られる子はいましたが、ダイエットをした方の集団は1年間に渡って症状の緩和が続き、行動の変化と教育の成果に明確な差が出ました。

GFCFには2通りのやり方
  • 1. GFCFを完璧にやるのであれば、安全食品をつかえば、出来ると思います。詳しくは、弊社までお問い合わせください。
  • 2. なるべく小麦、乳製品除去はするが、代替食品を使わずやるのであれば、ヒューストン社のAFPペプチザイドがお薦めです。強力にグルテンやカゼインを分解します。米国で特許を持っている消化酵素です。

※但し、合わせて腸のカンジタ菌対策や善玉菌の補給もしなければ意味がありません。

ビタミンD

※翻訳文の為、読みづらくて申し訳ありません。

ビタミンD欠乏症と自閉症間のリンクを含む投機は、自閉症の有病率の上昇は、太陽の嫌悪の動作と一致することを科学界の観察と循環し始めた。日光はビタミンDの合成に必要であり、小児思春期医学のアーカイブの2008年11月号で報告の研究者は、米国医師会は、可能な限り太陽の乳児を保つために両親を警告した後、自閉症率が上昇し始めたことを指摘。(少し誇大な言い方大半は、ワクチン)

自閉症成人におけるビタミンD

ステロイド生化学と分子生物学の研究2010年7月号で報告の研究者は117大人の精神科外来患者のビタミンDレベルを測定した。最も低いレベルの患者は、自閉症、統合失調症とうつ病に苦しんだ。これらの持っていた自閉症、およびそれらのレベルの十は最低だった。ビタミンDの接続をテストするには、研究者は、一日あたり4,000 IUビタミンDとうつ病と統合失調症の患者を治療。これらの患者は改善が、彼らはまた、自閉症患者を治療した場合の研究者が言及していない。

自閉症児の母親のビタミンD

アクタPaediatricaの2010年5月号で報告がスウェーデンの研究者のグループは、自閉症と非自閉症児の母親のビタミンDレベルを調べた。研究者はビタミンDの欠乏のレベルを持つ母親が自閉症児を出産した人たちと同じであることがわかった。研究者は彼らの調査結果は、公衆衛生政策の面で重要な価値を持って主張する、と彼らは大規模な人口のサンプルの大規模な研究を依頼してください。彼らは十分な太陽への露出を得られない場合、妊娠中の女性はビタミンDを補う必要があることを注意してください。

乳児のビタミンD

臨床遺伝学の1987年12月号の研究は、循環方式でビタミンDと自閉症の間の接続を示した。乳児はこれらの乳児が大幅に高いレベルでの生命の最初の数ヶ月を過ごすビタミンDに過敏になる原因となるまれな遺伝性疾患。研究者は、ウィリアムズ症候群の乳児のビタミンDレベルを調べた。研究者は、これらの幼児は偉大な共感、ハイパー社交性とoverfriendlinessを表示する子どもに育つことを報告した。彼らは、これらの性格特性は、自閉症児のものと非常に反対であると指摘した。

自閉症の子供のためのビタミンD

ドクタージョンカネル、医療仮説の2008年5月号の発行では、自閉症は妊娠中に開始し、乳児期および幼児期を通じて継続的なビタミンDの欠乏によって触媒される遺伝性疾患であると主張した。彼の証拠の一部として、彼は、自閉症児は太陽への露出の長時間後に改善した事例を挙げた。彼は、幼児が検討し、生後6ヶ月で通常通りに発音自閉症と同時ビタミンDの欠乏を開発するために行ったと述べた。博士はカネルは、自閉症児はミリリットル当たり100ナノグラムの血中濃度を維持するためにビタミンDのサプリメントをとることをお勧めします。

善玉菌1 (プロバイオティクス)

※翻訳文の為、読みづらくて申し訳ありません。

自閉症スペクトラム障害を持つ子どもは、一般的に胃腸の問題が発生していることが多い。

また、抗生物質を頻繁に使用することで腸内の善玉菌を殺し悪玉菌が増える事になります。
免疫システムをサポートしながら、プロバイオティクスは消化を助けます。善玉菌の摂取は、腸内善玉菌の成長を促進するとともに、腸内日和見菌らを味方に付けます。これらの善玉菌の適切な腸内バランスは85〜90%です。このバランスが不安定になると、悪玉菌が、胃腸の問題を引き起こし病気の発症の原因を引き起こす事になります。ですから、L.アシドフィルスのようなプロバイオティクスのサプリメントは、腸に良い細菌を追加することになります。
自閉症で、消化に問題が発生している子どもたちは食事療法にプロバイオティクスの追加で良い状態に改善する可能性があります。プロバイオティクスは栄養素の吸収を向上させながら、善玉と悪玉の細菌の適切なバランスを回復します。子供の腸内がよくなると行動の改善がみられる事が多くあります。

胃腸の問題と感覚統合

自閉症の特徴の一つは、感覚統合の不具合です。ロサンゼルスの科学者によって行われた最近の研究では、自閉症のGIの問題の役割を検討しました。雑誌に掲載された研究、薬の仮説は、自閉症患者の消化機能の様々な悪玉と善玉の細菌のレベルを見て、症状の重度別にそのレベルを比較した。 彼らは、自閉症の患者とその家族の中の細菌との関係が極めて重要であり、プロバイオティクスは、病気の患者のための包括的なケアプランの一部であることを示唆しています。

自閉症からの教訓

2011年、アリゾナ州立大学の研究者は、消化器化学物質の違いを探すために58人自閉症児の糞便のサンプルを調べた。その結果、より重篤な胃腸症状を持つ子どもたちの間に正の相関を示した。これは"医学中央消化器誌"に掲載されている。科学者はさらに感覚と社会的障害を含む自閉症の症状は、腸が原因の根底にあるかもしれないことを示唆している。プロバイオティクスの使用は、自閉症としばしばそれに関連付けられている感覚の問題の両方の症状の緩和に役立つことがあります。

また"BMC消化器"誌に発表された2011年の研究では、自閉症と胃腸障害の相関関係を見て、自閉症児が自閉症でない子供よりも頻繁に厳しい胃腸障害に苦しむ可能性が高いことがわかった。研究はまた、胃腸障害が自閉症の症状を悪化させるかもしれないと指摘している。研究を行う研究者によると、プロバイオティクスは、かなり消化のプロセスを改善し、自閉症の症状の重症度を下げる、と言っている。

治療への影響

現在、感覚統合障害は、離散的な病気として正式に認識されていない。その為FDAは、特定の薬や検証治療などのサプリメントを承認していないが、プロバイオティクスの研究では、感覚統合が永続的な問題となっている自閉症のような疾患に関して、特に、一般的な健康に有益であるかもしれないことを示唆している。

腸内のカンジタ対策をしている場合は、必須のサプリメントです。

但しカゼイン成分の多い善玉菌は、悪化させることもあります。

善玉菌2

腸内細菌の働きがいかに大切か解る話です。

「米」と「菌」から「酢」や、「酒」や、「みりん」が作られますが、この3種類の違いは、菌の種類が違うために、それぞれ違った性質の物が出来ます。
また、これが悪い菌によって分解されれば、毒物になってしまいます。

腸内細菌は善玉菌と悪玉菌と日和見菌の3種類に大きく分かれます。
日和見菌というのは、善玉菌か悪玉菌のどちらか優勢な方の働きをします。
同じ食べ物を食べても500種類以上いる腸内細菌によってさまざまな代謝物質が作られます。

善玉菌が作る代謝物質
  • 酪酸、酢酸、必須アミノ酸
  • 酵素(エンザイム、抗酸化酵素のSOD)、補酵素(コエンザイム)、コエンザイムQ10
  • ビタミンB群すべて
  • 核酸
  • 糖鎖
  • ホルモン(20種以上)
  • そして神経伝達物質(メラトニン、セロトニン、ドーパミン、アセチルコリン、ギャバ、グルタミン酸)

他たくさんの体に必要なものを作り出す。

悪玉菌が作る代謝物質
  • インドール
  • フェノール
  • ニトロソアミン
  • スカトール
  • ヒスタミン
  • アンモニア
  • 硫化水素

全て体に悪い毒素です。体に悪い物を作り出すから「悪玉菌」と呼ばれるそうです。
また、毒素が発ガン性物質や活性酸素など、さらに悪い毒物になったり、アレルギーを誘発する物質にもなってしまう。

脂や糖からコレステロールが作られるが、善玉菌が作れば良いコレステロールに、悪玉菌が作れば悪玉コレステロールになってしまう。

例えると、
野菜を善玉菌でいっぱいの漬け物の樽に入れれば発酵し、分解され、漬け物になりますが、三角コーナーの生ゴミに入れれば、すぐに腐ってしまう。

卵を食べて、それを善玉菌が受け取ればアミノ酸になり体に栄養となるが、悪玉菌が受け取れば、毒素になり、それがアレルギーを引き起こしたり、その毒素を肝臓が解毒出来なくなれば、じんましんを起こしたりする。

善玉菌の代謝物は腸壁も強くし、免疫力を高めるそうです。
これはLGSの改善そのものだと思います。

腸内細菌が悪ければ、避けた方がよいフェノールも自分の体が作り出してしまい、サプリなどで増やしたいセロトニンなどの神経伝達物質も善玉菌であれば自分で作り出すことが出来る。さらにLGSと免疫力に関係するというとても重要な情報でした。

エフパパさんのサイトより

消化酵素と自閉症

グルテンやカゼインを含む食品を除去するダイエットで一部の自閉症児に症状の改善が見られることを裏付ける研究は何十年もの歴史があり、ドナ・ウィリアムズさんのようにそういう除去食を続けている人たちもいます。90年代になり、こういう食事療法で効果がある理由の一つとして、消化酵素の不足が指摘されるようになりました。

天然の植物から抽出した酵素を適切に配合し、ダイエットの代わりになる補助食品の開発に成功したのはデヴィン・ヒューストン先生(Ph.D)でした。二つの集団を比較するような実験報告はありませんが、これらの酵素は通常の食品に比べても危険の少ない商品なので、様子を見ながら試してみる家族が米国で増えています。PDDやアスペルガーなど、軽度のお子さんたちの中には、こういった酵素でダイエットを卒業できたと言っている例もあります。現在、ヒューストン社の酵素は、弊社で扱っています。

酵素を飲み始めると、なぜか尿ペプチド検査の結果が不正確になります。検査は前もってしておきましょう。

ペプチドに異常が見られた場合、これらの原因となるグルテン・カゼイン・大豆蛋白を完全に分解してくれるのがペプチザイドです。

但し、ペプチザイドに含まれるパパイヤ酵素で調子がおかしくなる子もいることが分かり、その代わりとして開発されたのがAFPペプチザイドです。粉末や、お菓子感覚で食べられるチュアブル・タブレットもあります。

トマトやピーマンなど、色の濃い野菜や果物を食べるとケタケタ笑ったりするお子さんはフェノールなどの色素を含む成分をうまく分解できないようです。こういう成分を完全に消化できるのがノー・フェノールです。

ノー・フェノールは、就寝前など、食事の時間から離して摂取することで、有害なイースト菌を弱らせる作用もあるようです。便秘にも効くとヒューストン先生は言っています。

小麦を除去することで症状に改善の見られるお子さんの中には、グルテンなどのタンパク質のほかに炭水化物を分解する酵素が不充分なお子さんもいます。そういう場合、炭水化物の分解を完全にするザイム・プライムが効果的なこともあります。ザイム・プライムのチュアブル・タブレットもあります。またヒューストン先生、消化不良による腹部膨満感、 ガスの発生を抑制、さらに乳糖不耐症のような食品に対する反応も和らげるとも言っています。

カプセルやチュアブルも苦手な場合は、食べ物や飲み物と混ぜ合わせるトリエンザもあります。