自閉症 発達障害

インタビュー

ショー博士のインタビュー

ウイリアム・ショー博士写真

ウイリアム・ショー博士
(GPL研究所)

ウィリアム・ショー博士は、このインタビューで、自閉症、発育疾患、病気および様々な条件における微生物の代謝物質について話しています。
またこれは、腸炎、カンジダおよび悪性細菌についての情報を求める人々に推薦されます。

尿に含まれる微生物の代謝物質と、それらの体内での役割についてどのように興味を持ち始めたのですか?

答え

疾患コントロールセンター(CDC)で働いている時、私はガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)が細菌の異常性を検出できる事に非常に喜びました。CDCでは、GC/MSは、分離された細菌の純粋培養の種を識別するために使用されました。私は、なぜ直接、人体テストや微生物の副産物を調べないのであろうと不思議に思っていました。

マーシー子供病院(Children s Mercy Hospital)、ミズーリ州立大学カンザスシティー医学校の小児科医院で働く間に、私は、時々の筋力低下(Clin Chem 41:1094-1104,1995)と自閉症のある2人の兄弟を診察し、異常な尿の代謝物質の役割に興味を持つようになりました。
新陳代謝の欠陥は、筋力低下と深く関わっているので、私はまず、筋力に関係する遺伝的病気の異常性について調べました。そこでいくつかの異常な混合物が一貫してあることに気づいたのです。医学的にそれらの物質には名前は付いていませんでした。
代謝疾患について学ぶ研究員は、それらがおそらくガットフロラ(微生物)による作用物ではないかという答えが返ってきました。これらの合成物のいくつかは、クレブス回路合成物の類似物(変化したかたち)であったので、私は、その合成物はおそらく抗代謝物質として重要かもしれないと考えたのです。同時に、体内の消化器系から異なる酵母菌と菌株の培養を検査していました。それは、どの合成物が酵母菌や細菌から派生しているかを知るためでした。

その頃、ドイツのマンへイムにある、セントラル精神健康協会のGattaz博士と、精神分裂症患者から取った尿サンプルの協力的な研究を行っていました。これらのサンプルは、患者がまったく薬を投与されていなかったので、非常に重要なものでした。
これは、彼らの生物学的異常性が、薬ではなく、彼らの状態によるものであるからです。亜急性精神病反応を持つ子供が検査され、始めは状態が良いとき、2回目は精神病的反応の間に行われ、健康な状態よりも、彼が精神病的な状態のときの方が、チロシンにより派生した合成物を多く含むことが分かりました。
この分野の研究員は、この合成物が腸の中の微生物によるものだと予測しました。精神病状態の時にこの子供から発見された合成物は、精神分裂病の成人にも高い割合で発見されました。チロシンが神経伝達物質の生産のために使用された原料であるので、私はこの物質が非常に重要かもしれないと考えました。

いつ頃から、クレブス回路代謝の酵母菌異常性と疾患の関係について考え始めたのですか?

答え

酒石酸が大きな手がかりとなりました。
自閉症および重度の筋力低下を持つ兄弟は、尿から非常に高い酒石酸が発見されました。
自閉症のあるもう一人の子供は、正常な子供と比べて600倍もの酒石酸が発見されました。
酒石酸の唯一の源は酵母菌です。この合成物は、ワイン醸造過程で泥状の物を形成し沈殿物となって、それは排除されなければなりません。
ワインは、酵母菌によってアルコールや他の製品に発酵された糖で、人間はこの物質を生産できません。実際に私が自閉症児のカルテを見たとき、同じような異常性合成物を見つけ、すぐに自閉症との関連性について考え始めました。そして、合成物の研究を進めていくうちに、それが酵母菌による産物だと分かったのです。

次のステップは簡単でした。
そういった合成物が酵母菌によるもので、自閉症状の原因となっているなら、酵母菌を破壊する抗真菌物質が、自閉症状を減少させるはずです。

当時、私が研究を行っていた病院で、2歳の男児が自閉症と診断されていました。その幼児に有機酸テストを行ったところ、私の予想した酵母菌が高濃度で発見されたのです。その幼児は、18ヶ月までは通常に発育し、100ほどの言葉を話すこともできました。
しかし、後に耳の感染症を患い、抗生物質の治療を受けた後、口膣カンジダ症(カンジダや酵母菌による舌の感染症)にかかりました。そして、その幼児の行動は、すぐに破壊的になり、言葉も話さず、異常な行動性、不規則な睡眠、両親と目を合わせることもできなくなり、自閉症と診断されたのです。
彼の有機酸は、酒石酸も含め私が予想した酵母菌のために、非常に高い数値で発見されたのです。その病院の神経科医は抗真菌剤ナイスタチンをその子供に投与しなかったので、両親と私で彼と話し合いをし処方するよう説得しました。すると、その子供は次第に目を合わせるようになり、高い有機酸数値もすぐに減少していったのです。
しかし、通常値に戻るのに60日間かかりました。
酒石酸は筋力に対し毒素で、12グラムでも人間にとっては致死量となります。(1グラムは約たばこ一本の重さ)酒石酸は、さらに筋肉と関節痛のある結合組織炎の患者に多く発見されます。結合組織炎の多くの患者は、リンゴ酸を備えた治療に良い反応を示します。酒石酸はリンゴ酸の類似物(化学的に近い関係)です。リンゴ酸は、クレブズ回路(私たちの食料のほとんどのエネルギーを抽出するのに必要な過程)において重要です。推測上、酒石酸は有毒で、それが正常な合成物であるリンゴ酸の生化学的な機能を抑制します。私は、リンゴ酸の補給が酵素レベルでの競争により、酒石酸の有毒影響を克服することができると考えます。

自閉症状を持つこれらの2人の兄弟について、クレブズ回路代謝物質について、また、それらがどのように行動に影響するのか説明してもらえますか?

答え

異常代謝物質の多くは、殺菌性薬(血流へ吸収されないナイスタチン)によって減少することから、確実に消化器系の酵母菌および真菌によるものです。すべてではありませんが、多くの自閉症児は、広域抗生物質で治療される頻繁な感染症(特に中耳炎)の背景を持っています。
ある両親は、子供が5歳になる前に、連続して50の耳感染症を患ったことを報告しました。しかし、何人かの子供は一つの抗生物質の投与後に代謝物質が上昇したかもしれません。
700以上の医学文献が、抗生物質の刺激による酵母菌の増殖について言及しています。幼児期に高い罹病率の中耳炎は、自閉症(J Autism and Dev DIS 17:585,1987)の症状に関係しているので、酵母菌との関係については診察する価値は十分あるように見えました。
自閉症のある多くの子供は、はじめは普通に発育し、後から悪化する傾向があります。これは悪化口膣カンジダ症(口および舌の酵母菌伝染病)や頻繁な抗生物質使用に関係しています。

抗生物質を使用する子供の多くは自閉症になりません。これはどういうことになるのでしょうか?

答え

多くの喫煙者が肺癌になるわけではありません。また、肺癌になる人々のパーセンテ-ジは非常に高いわけではありません。にもかかわらず、喫煙が肺癌を引き起こすという概念がまだ存在します。

遺伝的・環境的要因に依存しながら、誰が肺癌を患い、誰が生き残るのでしょうか?

答え

私は、これらの代謝物質が、自閉症に直接ではないが、注意欠陥多動性、 発作、学習障害あるいは言語障害のような他の神経学上の状態に関係しているのではないかと考えました。一卵性双生児の場合、双子のうちの一人は自閉症でしたが、もう一人は自閉症ではないけれど言語障害を持っていました。
どの症状が存在するかに影響する要因は、おそらく、どの代謝物質が多いか、その濃度はどれくらいか、それらの物質にどれくらい接触していたか、接触の大きさ、またこれらの物質を解毒する能力の違いなどによって異なります。
自閉症と酵母菌に関連する他の疾患の重要な要因は、免疫不全で、これは自閉症において非常に一般的で、他の疾患にも関連があるかもしれません。
個人によって、その免疫不全に違いがあるので、たった一つの抗生物質の接触で、腸内の微生物を変化させるかもしれません。

Sudhir Gupta博士(カリフォルニアの臨床免疫学者)は、自閉症の子供が高い割合で重要な免疫機能障害を持っており、その子供は、ミエロペルオキシダ-ゼの欠如(白血球による酵母菌を破壊する働きを持つ遺伝子の欠乏)、免疫グロブリンA欠乏、補足C4b欠乏、免疫グロブリンG欠乏あるいは免疫グロブリンG亜群欠乏などを伴う可能性が高いことを発見しました。
あるケースでは、Gupta博士が、ガンマグロブリン(人抗体の注入液)の注射によって自閉症の完全な抑制に成功しました。私はその療法前と後のビデオを見ましたが、その変化は驚くべきものでした。環境性毒素が免疫力脆弱において重要かもしれません。海水産物も、PCBや他の毒素の接触に続く、異常な伝染病あるいは腫物を持つ生物(アザラシ、イルカおよび魚)です。

私の医者は、誰でも消化器系に酵母菌を持っていると言います。もし酵母菌がすべての疾患の原因ならば、多くの人が悪影響を受けると思います。それについてはどうお応えになりますか?

答え

最も重要なことは、酵母菌が存在するかしないかではありません。重大な要因は、酵母菌の量、種類およびそれらが生産する有毒物の量です。
この社会に存在する人々は誰でも、血液に一酸化炭素を持っており、それらは自動車の排気やたばこの煙から来ますが、低い数値ならば体が抵抗できるのです。一酸化炭素の量が増加するとき、人によっては気分が落ち込んだり、頭痛や筋力低下、胸や心臓の狭心感、吐き気や下痢、目眩、また視覚のぼやけを経験します。数値がさらに増加すると、症状は痙攣、昏睡、呼吸器系の不機能、最悪の場合は死にいたる可能性もあります。激しい一酸化炭素中毒から回復した人々は、残った神経系のダメージを経験するでしょう。
同じ一酸化炭素濃度に対し、全ての人が同じ症状を持つとは限りません。

異なる回数や異なる時間によって、酵母菌の作る毒性物質の広範囲の接触が症状を引き起こすのはなぜでしょうか?

答え

もし一酸化炭素接触に関連する症状の全てが、一酸化炭素と何らかの関係があったことを私が示唆すれば、誰も私に反論はしないでしょう。一酸化炭素の関係が受け入れられる理由は、血液から容易に一酸化炭素を測定することができるからです。有毒酵母菌産物は、最近になって発見されました。それらについての知識が増加するとともに、酵母菌に関連する病気はさらに受け入れられるでしょう。
哲学者ショーペンハウアーは言いました。
「すべての真実は必ず3つの段階で成立する。まず最初に嘲られる。そしてその後、猛烈に反対される。最後には、自明として受け入れられる。」
酵母菌に関連する病気の重要性を無視する人々は、5年以内で必ず、“方向性を持たない社会”に生きる人々となるでしょう。

消化器系の細菌や酵母菌の異常な作用物と関連する症状は、成人に対してどのように現れるのですか?

答え

成人が持つ症状には、結合組織炎、慢性疲労症候群、精神分裂症、成人注意失陥障害、慢性皮膚病、炎症性結腸、大腸炎、侵入性膀胱炎、鬱病(一対性と二対性両方)、硬化症、HIV感染症などがあります。全ての疾患が消化器系の微生物によって引き起こされるわけではありませんが、いくつかの症状はおそらく微生物によって悪化し、様々な疾患の原因となる可能性が高いのです。

体内の代謝と尿の代謝物質に対する酵母菌代謝の役割は何ですか?

答え

酵母菌代謝物質のいくつかが、クレブズ回路や一般的な細胞エネルギー生産を抑制すると考えることは可能です。異常な酵母糖アラビノースの高濃度と高い酒石酸は、糖新生(血糖が低くすぎる場合、体がその量を増加させるプロセス)を抑制するかもしれません。
実際のところ、最高値のアラビノース(通常の40倍)を持つ自閉症児は、常に低血糖(グルコースは20から50mg:通常は100mg)でした。
多くの結合組織炎患者は、重要な低血糖症も患っています。重度の低血糖症は著しく神経機能を害します。
さらに、アラビノースは他の有毒な役割を持っているかもしれません。
私は、抗生物質の投与後に、母親とアイコンタクトを失った幼児(自閉症の初期の症状)を検査しました。ナイスタチンが正常なアイコンタクトを回復させました。
私は、酵母菌とその他の生物学的物質が自閉症や他の疾患と関連性があると思います。しかし、それを完璧に証明するには10年以上かかるでしょう。私はすべてのデータがそろうまで、待っている余裕があるとは思いません。

抗生物質治療が、尿の代謝物質の生産を増加する要因をつくったのですか?

答え

そういうことです。経口の抗生物質が市場に出たとき、製薬産業は、1950年代に酵母菌増殖問題のことを知っていました。抗真菌性薬ナイスタチンと結合した抗生物質が1950年代に多く生産されましたが、その使用はそれらを予防薬として使うべきでないという米国食品医薬品局の考えによって、生産中止になりました。

薬剤療法、食事療法また自然物によって、どんなふうに疾患を引き起こす酵母菌と関連する尿の代謝物の量を減少させるのですか?

答え

どの抗真菌性療法も効果的ですが、ナイスタチンが一番効き目があると言われています。
フルコナゾール(Diflucan)やケトコナゾール(Nizoral)またスポロノックス、Lamisiru、Amphotericin Bなどの抗真菌性薬が、知識のある医師によって、自閉症の治療に使われています。ニンニク、グレープフルーツの種子エキス、カプリル酸を含めて、多くの健康食品が殺菌性です。乳酸桿菌や関連する細菌も効果的です。ウィリアムクルーク博士(「Yeast Connection」の著者)は、酵母菌増殖の縮小において重要な、糖の食事制限について話題にしています。モントリオールの自閉症の子供のための学校で行なわれた研究では、食事制限だけで、その症状の改善が見られました。

ということは、現実に、消化器系の微生物が神経精神系の障害、例えば精神分裂症や注意失陥障害などに影響するということなのでしょうか?

答え

はい。そういうことになります。
今世紀の終わりの半分を、抗生物質の時代と名付けることができるかもしれません。来世紀は、正常な微生物を害する危険性の少ない、新しい抗生物質療法(probioticsあるいは有益な菌)や他の治療法の開発に携わっていくでしょう。
Pasteurと他の研究員は、炭そ熱を引き起こす致死の菌株は、もし動物が他の良性の菌を同時に与えられればその有害な菌を弱性にすることができることを発見しました。

この発見は、症状(いくつかは行動と精神医学的問題を含んでいる)の広いパラメーターを縮小する際に、酵母菌症候群やナイスタチン治療法に対して、何らかの利益を与えるでしょうか?

答え

その通りです。
私たちは、「酵母菌の関連性(Yeast Connection)」 という本で話題にされる疾患を持つ患者に、多くのテストを行ってきました。そして、全てにおいて酵母菌代謝物質の異常性と証拠を発見したのです。

では、抗生物質の過度の使用が、酵母菌が関与する疾患の重要な要因となるのですか?

答え

そうです。
バーナードリムランド博士のデータは、自閉症の新しいケースの増加を示しています。抗生物質の使用が急上昇したのも、同じ時期でした。多くの研究が、注意欠陥多動性と頻繁な中耳炎の関連性について言及しています。これらの研究の多くは、正常な発育が一時的難聴によって妨害されると仮定していますが、私は、実際に微生物の役割を検査し、それが非常に重要であると証明する必要があると思います。

真菌類ではない他の病原体は、個人の健康に影響を与えるかもしれない類似した代謝物質を引き起こすことができるのですか?

答え

はい。Clostridia属種は、行動に影響を及ぼす可能性のある、異常なチロシン派生物を生産するかもしれません。Propionobacteriaのような異常な菌種は、トウレット症候群や強迫性障害において重要かもしれません。
私たちは、抗真菌性薬によって縮小されなかったある代謝物質が、メトロニダゾール(Flagyl)やバンコマイシン(vacomycin)によって完全に除去されることを発見しました。これらの代謝物質を持った個人の数人は、クロストリディウム菌(頻繁な抗生物質で頻繁に増殖し、ペニシリンやテトラサイクリンのような共通の広域抗生物質によって殺されない有機体)の免疫測定によって肯定反応を示しました。バクテリアの代謝物質が非常に高い患者の臨床症状は、時おり異常です。
高いレベルの代謝物を持つある女性は、抗生物質治療後、数か月間食事の後に発作を起こしていました。
精神分裂症患者のうち、半分がこの代謝物質レベルが非常に高いのです。ある精神分裂病の患者は、標準値の50倍以上の代謝物が尿から発見されました。彼らは、精神病的反応の間、血液中にはCPK-MMと呼ばれる酵素が高いレベルで存在することが知られています。
CPK-MMは、筋肉組織から派生する酵素(ダメージを受けた筋肉から出る酵素)で、私はこれらのケースは筋肉性有毒酒石酸の高いレベルによって引き起こされるかもしれないと考えました。
アメリカ、テキサス州(ダラス)の精神科医、Richard Jaeckle博士は、亜急性の精神病を抗真菌剤や減感作療法によって、軽度の症状に治療できることを発見しました。Jaeckle博士は、尿の有機酸CPKと、精神病の白血球の量が酵母菌によるものだと示唆しました。また、我々の長期的検査の間、臨床症状の悪化は、代謝物質の分泌の増加と比例していました。
乳酸菌の補給(メトロダニゾール)が、異常なチロシンの生産物を減少するのに、同様に効果的であるかもしれません。
メトロダニゾールは多くの副作用を持ち、私は他の安全な治療法が成功しなかった場合以外は、その薬剤の使用をあまり推薦しません。また、メトロダニゾールは消化器系のバランスを崩し、酵母菌の増殖を引き起こします。完全に微生物を取り除くことは不可能です。肝心なのは体内のバランスを保ち、有益な細菌を、たとえ短期間に多くを必要としても、最良に働かせていく必要性があるのです。

抗生物質の影響や異常な真菌増殖と、子供に対する神経精神学的障害の関係性の解明について、どういった検査を将来的に期待しますか?

答え

私は、疾患コントロールセンターによる病因解明の研究に期待を寄せています。そのセンターでは、多くの乳児、約2万人の、細菌による代謝物質を検査し、5年後に再びその乳児の代謝物を検査し続けていました。
私は、重要な発育/神経学的疾患、例えば発作や注意欠陥障害、自閉症などの罹患率が抗生物質の使用率と高い関係性があること、また、発育/神経学的問題のある子供は異常な代謝物質レベルに接触していることを、予測しています。

なぜ、酵母菌による障害を持つ患者は、抗真菌剤療法を長く続けなければいけないのでしょうか?

答え

それは明確には分かっていません。
自閉症の治療に抗真菌剤を使用した多くの医師は、普通6ヶ月からそれ以上の期間で、抗真菌剤を処方します。薬の抵抗性、環境的毒性の接触、ウィルスによる免疫力の悪化、免疫力の欠如、平均以上の高糖食事、免疫力を弱める酵母菌の毒素などの、様々な要因が重要です。
HIV感染を持つ患者は、しばしばカンジダ感染症を患い、化学療法を受けている患者も、免疫力の低下のため酵母菌や真菌感染を患います。多くのカンジダ菌株やグリオトキシン(混合物でその要素は白血球のDNA)をつくりだし、免疫力の抑制を引き起こします。
先天性(遺伝的)免疫不全は、個人がどの酵母菌関連疾患を受けやすいかを見分けるのにとても重要です。
水銀の毒性もカンジダ菌問題を引き起こします。

私は、酵母菌が慢性皮膚尿のような免疫疾患に関連性がある、ということについてあまり理解していません。それについて説明してください。

答え

リウマチ熱は心臓、関節および他の組織の炎症を引き起こす自己免疫疾患です。この疾病はしばしば敗血性咽頭炎を引き起こします。
連鎖球菌の抗原は、心臓組織に似ています。免疫システムが連鎖球菌に反応するとき、抗体は、心臓にも反応します。カンジダ菌も同様です。
カンジダは、多くのタイプの人間の細胞に似ている表面上の蛋白質を所有しています。身体がカンディダに対する免疫反応を起こす場合、抗体のいくつかは、胎盤、卵巣、副腎、胸腺、肝臓、膵臓、憂鬱、脳および肝臓に反応し、影響を与えます。